私の新実存主義における課題
「アリを一匹でも殺すなんで出来ない」ということは、人間同士が殺し合う戦争なんか、とんでもないことです。
結果的には私の新実存主義は戦争に反対する平和主義でもあります。
ところが、「アリを一匹でも殺すなんで出来ない」と言いながら、部屋に蚊がいると蚊取り線香を焚き、蚊を殺します。
私は菜食主義者ではありませんので、肉も魚も食べます。動物を殺していることに強い抵抗感はありません。自分の食事のためなら、動物が殺されていることに無頓着でいます。
もし、自分の生命に危害を加えようとする人間がいたら、その人間を叩きのめすかもしれません。
もし、日本に武力攻撃があり、人がたくさん殺されたら、相手国への武力制裁に賛成するかもしれません。
結果的には戦争を容認することにもなります。
戦争に反対する平和主義の新実存主義であるのに、これはまったくの矛盾です。
この辺りをどう考えるのかが課題として残っています。
