京都小さな生命を考える懇談会 活動報告
活動報告
第34回いのちの講演会
~御礼とご報告~
お腹の中の赤ちゃんの生命を守るために
第34回いのちの講演会は、7月18日、京都大学教育学研究科の明和政子教授をお迎えし、「いのち羽包(はぐくむ) AI共生時代の次世代を育む環境とは~社会が担うべき役割を考える~」と題して開催され、京都市北文化会館ホールの会場いっぱいの皆様にお越しいただきました。
今年も大谷高校放送部の皆さんの見事な進行で幕を開け、京都府知事、京都市長からの連帯メッセージの紹介に続き、長年、当会に関わって下さっている松村淳子宇治市長からも直接のお言葉をいただきました。
お来場の皆様、運営にご尽力いただいた皆様に、この場をお借りして改めて感謝申し上げます。
明和先生のお話は、画像や動画を用いて、お腹の中の赤ちゃんが、お母さんの声を聴き分けている様子や指吸い行為を始めていることなどを紹介され、紛れもなく既に一つの生命としての行動が始まっていることを示してくださいました。
また、昨今の子育て環境の中で、幼少期の大人との触れ合いは非常に重要とは言え、それは母親に限る必要がなく、「母性」以上に父親や周りの大人を含めた「親性」を大切にすべきことなど、子育てにおける社会全体の役割についても、大変示唆に富んだアドバイスをいただきました。
一方、子育てロボットによる授乳やおむつ交換の動画はショッキングで、いかに子育ての手間を省くとしても、これでは人間らしさは育たないのではないかと、心配になりました。
また、昨今、進んでいるIT教育についても、学校における子供同士の触れ合いこそ忘れてはならない営みではないかと、鋭い問題提起をされていました。
今回のご講演での学びを通じて、お腹の中の赤ちゃんは、既に一人の人権を備えた生命体であることを社会全体で確認し合える取組を進めていきたいものです。
同時に、お腹の中の赤ちゃんを大切にすることは、命を羽包む(はぐくむ)お母さんを応援する社会を築いていくことだと痛感した次第です。
今回の講演会を契機として、私たち一人一人が周囲の方と一緒に活動の輪を広げ、更に着実な取組を進めてまいりましょう。
実行委員長(元京都市副市長) 藤田裕之







月の報告 1
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