ご挨拶 ― 東高瀬川ビジネスパーク構想に向けて ―
京都南部に一兆円規模の産業集積を
東高瀬川ビジネスパークは、京都南部に新たな産業集積を創出する構想です。世界で活躍する企業とものづくりベンチャーが集い、次世代の産業を生み出す拠点の形成を目指します。
創業から現在まで
私が、京都・伏見の雑居ビルの一階ガレージで会社を立ち上げ、現本社のある竹田藁屋町に移転したのは、創業から6年後の昭和60年6月のことでした。以来、半導体分野の中でも最先端である化合物半導体製造装置に特化した研究開発型企業として研鑽を重ね、「薄膜技術のサムコ」として認知されるまでに成長してまいりました。
この歩みは、
・多くの方々とのご縁
・技術力の蓄積
・社員の努力
・市場の成長
に支えられてきたものです。
そしてもう一つ、忘れてはならないのが、この地・京都南部の優れた立地環境です。周囲には京セラをはじめとする世界的企業が集積し、交通インフラも整備されたこの地域は、ものづくり企業にとって極めて恵まれた環境にあります。
ものづくりの力を、もう一度
我が国の戦後復興と経済成長を支えてきたのは、紛れもなくものづくりの力です。長期停滞からの脱却を目指す今、日本が再び成長軌道に乗るためには、この力を取り戻すことが不可欠です。
京都は古くからの内陸型製造業の集積地であり、同時に多くのベンチャー企業を生み出してきた「挑戦の都市」でもあります。その中でも、「らくなん進都」エリアは、新たな産業創出の中核拠点となり得るポテンシャルを有しています。
600haの可能性を、現実へ
「らくなん進都」は、北は十条通から南は宇治川まで、600ヘクタールを超える広大なエリアです。長年にわたりまちづくりが進められてきましたが、そのポテンシャルはまだ十分に活かしきれているとは言えません。
これからは、 行政だけでなく、地域企業が主体的に関わる段階に入っています。私たちはまず、日々事業を営む東高瀬川界隈からこの変革をリードしていきます。
東高瀬川ビジネスパーク構想
本構想は、
・世界で活躍する中堅企業
・ものづくりベンチャー
・次世代技術を担う企業群
の集積を、官民協働で推進するものです。
そして最終的には、 「一兆円規模の産業集積を成す東高瀬川ビジネスパーク」の実現を目指します。これは単なる工業集積ではなく、半導体・先端材料・次世代デバイスを核とした、新しい産業エコシステムの創出です。
ともに未来を創る皆様へ
この構想は、一企業だけで実現できるものではありません。国内外の企業、研究機関、投資家、そして志ある人材の皆様とともに、はじめて実現できるものです。
志を共有する皆様のご参画を、心よりお待ちしております。ともに、新たな産業の未来を創ってまいりましょう。
東高瀬川ビジネスコミュニティ 会長 辻理
